久留米大学 AdiLL事例
LL教室、語学教育の授業支援システム アディールを導入頂いたお客様事例を掲載しています。
フランス語協同学習に活用
久留米大学は、既設のLLの5教室をAdiLLへ更新した。PCベースのCALLと比較すると、コスト面に大きなメリットがあり、既設LLと同様の操作性で、更に進化した授業が展開できることに大きな魅力を感じ、AdiLL導入に至った模様。
同大学では、集団で学ぶ『協同学習』を取り入れた授業に力を入れているが、その協同学習のツールとしてAdiLLが多いに活用されているという。
今回は、フランス語を担当されている、外国語教育研究所 教授 岩田好司 先生に、協同学習におけるAdiLLの活用方法やそのメリットについて、お話を伺うことができた。
協同学習のバリエーションが増加
「協同学習は、Face to faceが基本ですが、LLではグループ会話機能が使えるので、授業に幅を持たせることができます。学生をペア、4人、もしくは8人のグループに組ませ、あるタスクについて取り組んでもらったり、討論してもらいます。既設LLでは、2人までのグループが限度だったのですが、AdiLLでは、最大8人まで組ませることが可能になったので、協同学習にもバリエーションを増やすことができ、重宝しています。
LLのランダムグループを使うと、離れている席の学生同士でもグループを組めるため、様々なパートナーと知り合うことができ、学生は新鮮な気持ちで授業に取り組んでくれます。インターネットや携帯電話に慣れている現代の学生は、直接顔を合わせて討論するより、音声のみによる討論の方が、取り組みやすいのかもしれません。」
8人グループだからこそ味わえる感動
「LLを使った授業」で、改めて協同学習の凄さを感じた授業がありました。
『フランス語で友人を励ます。』というテーマで授業を行なった時のことです。
AdiLLで8人のグループを組み、その内一人の学生に、自分の夢や目標について語ってもらった後、「1・2・3(アン・ドゥ・トロワ)」の合図で、残りの7人に「きっと、なれるよ!」と励ましてもらいます。フランス語の授業なので、当然、フランス語による会話なのですが、励まされた学生が、「こんなに大勢に励まされたことは、今まで経験が無く、感動しました!」と私に言ってきたのは、大変印象的でした。このような体験が、授業で手軽に行なえるのは、AdiLLならではと感じたのと同時に、協同学習の効果を実感した瞬間でした。」
協同学習の効果
協同学習は、小集団を活用した教育方法であり、学生達が一緒に取り組むことによって自分の学習とお互いの学習を最大限に高めることを目的とした学習方法のことをいう。この学習方法は、一人で黙々と考え、回答を求める従来の学習方法とは異なり、集団で意見を交わし、協力しながら問題を解決する必要があるため、高いコミュニケーション能力が求められる。
協同学習を授業に取り入れる学校は、年々増加しており、「聞く」、「話す」の指導を重点におく小、中学校だけではなく高等学校、大学 等、幅広い教育機関に取り入れられている。同大学は、協同学習の普及活動を行なっている「日本協同教育学会」の第1回大会の開催校となり、協同学習の普及に向けて積極的な活動を行なっている。
協同学習の普及に向けて、大変意欲的な岩田先生。今後、協同学習が更に普及し、AdiLLが、そのツールとして活用されていくことを大いに期待したい。
お客様紹介
久留米大学
所在地 | 福岡県久留米市御井町1635 |
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URL | http://www.kurume-u.ac.jp/ |
特約店情報
朝日無線 株式会社
所在地 | 福岡県福岡市中央区薬院1-4-5 |
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URL | http://www.asahimusen.co.jp |
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