群馬工業高等専門学校 AdiLL事例

LL教室、語学教育の授業支援システム アディールを導入頂いたお客様事例を掲載しています。

既設LLからAdiLLへ更新

2010年1月、既設のLLからAdiLLへ更新を行なった群馬工業高等専門学校。
導入後半年ながら、AdiLLを授業でフル活用されている飯野一彦先生に、ご自身の授業についてお話を伺うことができた。

授業後の様子

AdiLLで新鮮な授業を

多彩な機能を使いこなし、LL教室ならではの授業を展開されている、飯野先生。
「生徒の集中力を保つには、授業をマンネリ化させないことが大事です。LL教室では、離れた席同士でヘッドセットを通して会話ができるペアレッスンやモデル機能 等、普通教室にはできない、LL教室ならではの授業が行なえ、授業に集中してくれます。」

「LL教室の授業としてよく使用するのが、ペアレッスンです。教科書の会話文を使って、ペアレッスンをさせていますが、離れた席に座る学生(ランダムペア)の声がヘッドセットから聞こえてくると、進んで会話を始めます。会話練習中には、練習状況をモニタし、遊んでいるペアには、注意を促すようにしています。また、モニター中、上手なペアを見つけると、モデル機能を用いて全体に発表してもらうこともあります。お手本に値するモデルを聞かせることにより、学生内の競争心を刺激することが目的です。また、ドリル録音も使用しています。但し、評価の用途というより、学生に緊張感を持たせる目的がほとんどです。

時々、任意に選んだ録音音声を全員の前で聞かせたりすることもあるので、『自分の練習音が、録音されている』という意識から、必死に練習に取り組みます。
更に、アナライザ機能もよく使用します。教科書の選択問題を題材に、学生に回答させます。こちらも、評価用ではなく、新鮮さを与えるための(遊び心)と考えて、使用しています。」
LLを使うことで、新鮮味を与えるだけでなく、学生に緊張感を持たせながら授業展開でき、刺激ある授業が展開されているようだ。

操作性の良さに、感心

LL教室の学生机は、学生専用機と中間モニタが埋め込まれており、突起物の無いフラットな机のため、「学生の表情をはっきり確認しながら、授業展開できる」、と大変好評。 PC教室には実現できない解放感ある教室レイアウトも、LL教室ならでは。

最後に、AdiLLについて以下の評価を頂くことができた。
「既設のLLに比べ、教材の準備が、大変便利になったと思います。LLの授業では、教科書に付属されるCDの音声を教材にしており、授業の事前にファイル化して準備しています。一度音声をファイル化すると、違うクラスの授業でも再利用することができ、大変便利です。教材の呼び出しが、その場で迅速かつ容易に行えるのも大変助かります。

また、教材の操作性が、大変優れていると感じます。教材を再生すると、スッと反応してくれます。PCが絡んでくると、フリーズしたり、すぐに音声が流れなかったりすることがあるのですが、その様な心配が一切ありません。PCベースのシステムには実現出来ない、反応の良さには、大変感心をしております。」

「まだ導入して短期間のため使ったことがない機能もあるので、徐々に授業に取り入れていきたいと考えています。」と意欲的に語ってくれた飯野先生。今後も、メーカーとして先生方の意欲に応えられるシステムの開発に尽力していきたい。

<お客様紹介>

群馬工業高等専門学校
所在地群馬県前橋市鳥羽町580
URLhttp://www.gunma-ct.ac.jp/

<特約店情報>

株式会社ハヤシ商会
所在地群馬県前橋市若宮町2-11-27
URL http://www.hayashi-shokai.com/