ロードバランサ PAS-K 製品概要

アプリケーションデリバリコントローラ(Application Delivery Controller, ADC)は負荷分散器(Load Balancer), L4スイッチなどと呼ばれるネットワーク機器にアクセラレーションやセキュリティなどのアドバンスト機能を追加しアプリケーションデリバリ性能が強化された製品です。

パイオリンク PAS-Kは、サービスの可能性、性能、セキュリティなどの価値を提供することでアプリケーションユーザーにサービスへの信頼度と満足度を差し上げます。

 

 

様々な負荷分散

PAS-Kはトラフィックを各サーバへ均等に伝達します。負荷分散はサーバ、ファイアウォール、VPN、ゲートウェイにも適用できます。

GWLB(ゲートウェイ負荷分散)

インターネットへアクセスする際に、複数の回線を同時に利用し、各回線の負荷を減らせるサービスです。

トラフィック輻輳制御及び接続保障

容量を著しく超えた場合、 PAS-Kはサーバダウンを防ぎます。待機人数などを表示したページを提供し、サービスが可能になると自動で接続します。

GSLB(グローバルサーバ負荷分散)

外部から内部サーバにアクセスする時の回線をPAS-Kが選択し、特定回線に集中することを防ぎ、複数回線を効率的に利用できるサービスです。

 

メモリキャッシュ

PAS-Kはユーザーが良くリクエストするコンテンツをサーバの代わりに保存し、サービスリクエストに対して応答します。

HTTP圧縮

主なコンテンツを圧縮し転送することで、帯域幅を減らし伝達遅延問題を最小化します。 
PAS-KがHTTP圧縮を行うことでサーバの負荷を減らす役割を果たします。

FEO(Front-End Optimization)

主なコンテンツを圧縮し転送することで、帯域幅を減らし伝達遅延問題やサーバの負荷を減らします。

SSL処理強化

従来の製品のSSL処理性能から、それぞれ約2倍の処理性能を実現します。

 

PRE Script

スクリプト基盤の言語を使用して機能を組み合わせ活用できます。障害情報の収集や、サイト別・ユーザー別の特定動作などを設定できます。

Cloud Plugin

VMware vRealize OrchestratorでPAS-Kのサービス、実サーバ、障害監視機能などを作成及び削除することのできるプラグインです。