ユタカ電機製作所

ネットワークで電源管理を実現 UPS電源管理 ソリューションボード

UPS・無停電電源装置に組み込むことで、UPS自体に優れた電源管理機能を持たせます。 UPS監視ソフトウェア不要、ネットワーク機能・自動シャットダウン・スケジュール管理など、電源保護・電源管理に必要な多彩な機能を与えます。 UPS監視ソフトウェアをインストールできないハブ・ルータなどの電源管理も可能。 接続機器を同時に管理できます

 

 

Advanced NW Board Ⅱ

主な特長
  • 自律型ネットワークUPS

    Super Power、Super Tower、Hyper、SPF、STFシリーズに組み込むだけで、ネットワークを介した電源管理をUPS自体が行う「自律型ネットワークUPS」を実現します。

  • SSHv2対応、強固なセキュリティーに対応

    SSHv2に対応、万全のセキュリティーが要求されるシステムにも安心して導入できます。コンピュータやUPSが停止している場合もボード自体は動作し、異常時にはイベントを発行、自動メール送信するので安定性、継続性の確保にも寄与します。

  • ハイパフォーマンス仕様

    接続機器を選ばない。TELNET、SSHでログインできるコンピュータ、サーバならOSの制約がなく、UPS監視ソフトウェアも不要。今まで困難だったハブ、ルータ、レイヤースイッチなども遠隔地から電源のシャットダウン・リブートができます。

  • Webブラウザで管理一元化、ブラウザからUPSへダイレクトにアクセスし、簡単に設定、状態表示などが可能。
  • 2つのMIB搭載、SNMPは2つのMIB(RFC1628:世界標準、JEMA:日本標準)を搭載。
  • 仮想OS(VMware ESX3.5,5.0/5.1、Hyper-V)に対応。
  • FeliSafe-LK/FeliSafe/Lite NW(Windows用シャットダウンソフト)で、セキュリティ上も安全なシャットダウンが可能。

 

主な機能
スケジュール機能 曜日毎に起動停止の有無、時間指定が可能。一日に何回も起動停止も設定可能。ハブ、ルータなどのスケジュール運転も可能です。
管理機能 ネットワーク上のUPSの入力電圧、バッテリ残寿命、負荷率、出力状態を一元管理できます。
スクリプト編集 最大64台の装置をネットワーク経由で制御でき、シーケンシャルにスクリプトを実行します。漢字コード(Shift-JIS、EUC、UTF-8)に対応。実行前の停止確認での処理のスキップも可能。
UPS停止時動作 接続されているコンピュータが、シャットダウンした後にUPSを停止。シャットダウン時間が変動しても安心です。シャットダウン後にもUPSの出力は停止しない設定も可能。
冗長化電源対応 系統毎のUPSをネットワーク経由で連携動作することもできます。
セキュリティ機能 ユーザ認証、IPアドレス制限、SSH、SSL対応。
イベント発行 停電などの異常発生時や、設定した制限値を超えた場合にイベント発行ができます。
メッセージ通知 イベント発行時にWindowsへのメッセージ通知(FeliSafe-LKを使用時)、E-MAIL、SNMPで通知されます。
監視ホスト機能 ターゲットホストのping 監視を行い、動作状態を通知することができます。監視間隔、停止確認回数も指定可能。
LOGダウンロード機能 LOG 容量オーバー時や定時でのメールでの送信。Syslogにも対応。USBメモリへの書き出しもできるので、ネットワークのない環境でも長期間のログ記録が可能。保守メンテナンス時に役立ちます。
パラメータ保存・読出 複数ボードに同様の設定をする場合に利用できます。
仮想化OS対応 可能。
その他ネットワークでの対応
TELNET、SSH によるON/OFF 制御 本ボード間でのスクリプト設定による連動した起動、停止にも利用可能です。
自動時計設定 NTP(Network Time Protocol)に対応し、自動でタイムサーバと同期します。
コンソールポートへのアクセス 市販のUSB-RS232C変換ケーブルを用いることで、コンソールポートへのアクセスが可能になります。
対応UPS